アフリカと古着
服のおわりから問う
古着の墓場ケニアから
スラムの視点を交えて考える
先進国から新興国へ輸出される大量の古着。
質の悪い古着は廃棄され環境汚染を引き起こし、安すぎる古着は現地繊維産業の発展を妨げ、問題となっています。
「古着の最終処分場」とされている国のひとつ*、ケニア。
そのケニア現地で古着をアップサイクルし、スラムコミュニティを支援するエシカル・コレクティブ「SHIFT80」とともに、社会課題に触れ、希望を生み出す道を考えてみませんか。
*最も多く古着を輸入したアフリカの国はケニア（2億4800万ドル・2021年）
Supported by SIGNING Researcher Shuto Seike
「SHIFT80」（シフトエイティ）は、分配可能な利益の80%をアフリカの必要とする人々とシェアすることで世界のシフトを目指すAfrica × Japanのエシカル・コレクティブ。2022年にスタートし、2023年よりケニア現地で製作した古着のアップサイクル・コレクションを発表。スラムに暮らす若者とコラボレーションした写真・映像作品を制作している。
受賞歴：日本広告写真家協会公募展（APAアワード）2024 広告作品部門優秀賞、Japan Beauty and Fashion Tech Awards 2022準大賞、フィガロジャポン「Business with Attitude」Professional Award、JAPAN SOCIAL BUSINESS SUMMIT優秀賞
https://shift80.jp/
◆フォトエキシビション
ケニアのスラムで暮らす若者とのコラボレーションで製作された写真の展示・販売を行います。
原価（プリント代、額装、送料）をのぞいた全額が、スラムで暮らす子どもの教育・生活支援に使われます。
◆アップサイクルファッションマーケット SHIFT80がケニア現地で古着をアップサイクルしたコレクションをはじめ、南部アフリカのエスワティニで生産されたペーパービーズピアスなどを展示・販売します。
◆One day in Kibera
キベラスラムの若者が使い捨てカメラで撮影したスナップショットを展示。
そこで暮らしているからこそ撮影できた、リアルな視点で切り取られた日常がご覧いただけます。
◆ブース展示「生まれた場所がちがうだけで」
売られている服。あなたの着ている服。足元にある布。
それらはかつて、おなじ素材であったはず。
なのに、かたや踏まれ、汚され、捨てられる。
ほんの少し生まれた位置がずれていれば、運命は変わる。
それは、生地だけじゃない。
私たち人間も、おなじではないだろうか。
◆ブックコーナー
持続可能なファッションを考えるヒントとなりそうな書籍を、実験的プライベート書庫「Daily Practice Books」が選びました。
会場内で自由にお読みください。購入も可能です。
voice map
展示期間中に集まった
アンケートをご紹介します。
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Q1. 古着問題について年齢性別職業
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Q2. ケニアについて年齢性別職業
