旅するように、はたらく
スモール・イノベーションの風景を訪ねて

いま、世界各地で都市や生活圏のあり方を見直す潮流が広がっています。気候危機や人口構造の変化、デジタル技術の進展、価値観の対立など、複数の要因が絡み合いながら、これまでの都市や暮らしを支えてきた前提が揺らいでいます。複合的な危機が常態化する時代において、都市や暮らしを内側から変えていく“小さなイノベーション”は、どのように生まれるのか。そして、私たち生活者は、その変化の主体としてどのように関わることができるのか。
本書では、SIGNINGのリサーチチームが国内外9都市・地域を実際に訪ね歩いたフィールドリサーチの成果の一端を、リサーチャー自身の視点によるエッセイ形式でまとめています。
都市開発や地域づくりに携わる方、企業でR&D・新規事業・サステナビリティなどに取り組む方、そして自分の暮らす街のこれからを考えるすべての方に向けた一冊です。
【収録した九つの都市・地域】
Chapter 01 コペンハーゲン〈デンマーク〉
居心地の良い街は、どうつくられるのか──ヒューマン・センタード(人間中心)を超えて
Chapter 02 バルセロナ〈スペイン〉
体温を帯びている、スマートシティ──豊かさは定量化できるのか?
Chapter 03 ビルバオ〈スペイン〉
「わたし」と「わたしたち」のあいだで──ビルバオから考える文化と社会
Chapter 04 リンツ〈オーストリア〉
「未来の手ざわり」との出会い方──完成品ではなく、プロセスとしての未来について
Chapter 05 ソウル〈韓国〉
Reflection on Korea──「らしさ」が掘りおこされる街の風景
Chapter 06 鶴岡市〈山形県〉
わたしたちで成していく、力強く美しい風景
Chapter 07 南砺市〈富山県〉
「仲間づくり」としての観光──富山で育まれる、観光と地域の新しい関係性
Chapter 08 西粟倉村〈岡山県〉
「百年の森林構想」から学ぶ、永く続く仕事
Chapter 09 虎ノ門〈東京都〉
街に余白をつくる──ソーシャルイシューギャラリー「SIGNAL」の試み
【執筆者(SIGNING リサーチチーム)】
佐藤克志/牧之段直也/戸澤和/三田哲矢/寺前慎太郎/山縣太希/久々江美都/幸田真里奈/齊藤あかり/鷲尾和彦
【書籍情報】
発売日:2026年9月18日
発売元:株式会社幻冬舎
ISBN:978-4-344-69896-3 C0095
定価:1,980円(本体1,800円+税)
判型・ページ数:A5判・314ページ
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