『日常生活の質（Quality for everyday existence）は、デンマークのアイデンティティである』(※)

スイスのビジネススクールIMDが発表した2022年の『世界競争力ランキング』において、世界一 位に躍進したデンマーク。人口600万人の小国でありながら、ビジネスの生産性と効率性、行政の デジタル化、グローバル化への積極性、経済的・社会的改革への意識の高さ、そしてサステナビ リティへの積極的な取り組みなど、デンマークは現在さまざまな指標において世界トップの評価 を達成している。また、社会福祉を重視した政策と、貧困率や社会的格差が少ないことでも知られている。 仕事、余暇、そして日常の生活の質は、どのような発想でデザインされているのか。その高い国際競争力にはどんな秘密があるのか。ウェルビーイングを実現する、デンマークの「ライフデザイン」モデルとは？

(※) Danish Architecture Center “The Danish Model” より

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  Gehl Architects

  「Make cities for people」（人間を中心に据えた都市づくり）を標榜する、世界的な都市デザイン・コンサルティング会社。建築、都市デザイン、ランドスケープ・アーキテクチャーの分野で先駆的なプロジェクトを世界各地で展開しています。本プログラムでは、Gehlが手がけたコペンハーゲンの公共空間を実際にフィールドワークしながら、「人間中心のデザイン理念」について学びます。
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  BLOXHUB

  デンマークの優れたイノベーションと高い国際競争力は、行政・企業・市民・大学などの多様なアクターが、様々なレベルで協働・共創する「エコシステム」（生態系）に大きな鍵があります。BLOXHUBはその代表のひとつ。都市全体の創造力を引き上げる、そのワークスタイルを学びます。
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  BaneGaarden

  BaneGaardenは、国鉄DSBの修理工場と車庫の跡地に誕生した環境に優しい食と文化の発信地。農園、レストラン、学びの場で構成されたその広大な空間は、都市の中に突如現れた「緑のオアシス」であり「エコ・ヴィレッジ」です。創業者は、農家や、ビジネスイノベーター、持続可能な食に関心を持つ4人の起業家たち。自然や他者との共生を通して持続可能なライフスタイルを実現しようとする、その取り組みを学びます。
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  Demokrati Garage

  コペンハーゲンの元自動車修理工場跡地に誕生した、カフェ、オフィス、インキュベーションセンターが集まる「デモクラシー・ガレージ」は、自らを民主主義の実践の場所と標榜しています。インキュベーションセンターでは、協同組合事業、ソーシャルエコノミー事業など、民主的で参加型の事業モデルの可能性を探求するスタートアップたちが集り、また近隣住民にとってのコミュニティスペースでもあるこの場所では、様々なイベントが日頃から実施されています。日々の生活の中で、みんなと育てる「デモクラシー」を探求する「デモクラシー・ガレージ」で、次世代のソーシャルデザインの可能性を学びます。
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  3days of design

  「3days of design」は、2012年に生まれたデザイン・フェスティバル。回を重ねるごとにその規模は大きく成長しています。今年は、家具、照明、アクセサリーなど、世界中から250を超えるデザイナーや企業、工房などが参加する予定。コペンハーゲン市内の様々なショールーム、店舗、ストリート、ギャラリーなど、数十箇所が会場として使われ、街がデザインで溢れるこのイベントは、北欧デザインの最新を体験し、そしてウェルビーイングとデザインの関係についても考える良い機会になるでしょう。
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  Coming soon

Jeff Risom

Partner & Managing Director Gulf Region,
Chief Innovation Officer

Gehlコペンハーゲンオフィスのマネージングディレクターとして、培ってきた知識と類いまれなる才能を新しい知識の創造とより良い働き方の探求に活用する一方、さまざまなパートナーと協力し、Gehlのコアサービスを拡大しながら、多くの人々・共同体が昨今直面している最も差し迫った課題へと対応している。
また、教師・講師としても活動しており、これまでに世界各国のカンファレンスに参加。
ハーバード大学デザイン大学院、ペンシルバニア大学、ロンドン大学ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス、デンマーク王立美術院、そして非営利研究プロパイダーDISなどでの講演経験多数。

鷲尾 和彦  Kazuhiko Washio

SIGNING チーフ・リサーチ・ディレクター
（兼 博報堂クリエイティブビジネスプロデューサー）

マーケティング局、クリエイティブ局、生活総合研究所、等を経て現職。SIGNINGではR&D領域のディレクションを担当。国内・海外各地へのフィールドワークを通して、常に「ソーシャルイノベーション」の最前線をリサーチしている。
主な著書に『共感ブランディング』(講談社)、『アルスエレクトロニカの挑戦』(学芸出版社)、『CITY BY ALL ~生きる場所をともにつくる』(博報堂)、『カルチュラル・コンピテンシー』(Bootleg)等。

コース詳細

【ツアー料金】
1,900,000円（航空券・ホテル込み）

• － 往復航空券代（エコノミークラス利用）
• － 7泊分のホテル代（シングル利用朝食付き）
• － 夕食２回
• － 事前事後の勉強会費
• － 現地視察費
• － 企画プランニング費

応募締切： 5月8日（水）17:00

• ※ビジネスクラスやホテルアップグレード希望の方はアレンジ可能でございますので、適宜お問い合わせください
• ※募集人数：10名（最少催行人数８名）
• ※定員に達し次第、応募を適宜締め切りさせていただく可能性がございます

ツアースケジュール

6/8（土）～6/16（日）6泊9日

※企画中の為、訪問/視察先および滞在中のスケジュールは変更の可能性があります。情報は随時更新いたします。

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